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自分らしい
働き方を求めて北海道へ。
色々な人たちと共につくる地域発展。

神谷 黎
北海道庁総合政策部地域戦略課
地域創生係 主任
東京都出身。東京の大学を卒業した後、2014年4月に北海道庁へ入庁(Iターン)。水産林務部水産局漁業管理課(3年)→根室振興局地域創生部地域政策課(3年)での勤務を経て、2020年4月から現職。サッカー歴は23年。

#1 Background Iターン就活のきっかけ

東京を出て、北の大地へ。
広大な北海道で、
地域社会への貢献に挑戦。

就活の時に、私はまず理想の仕事とは何だろうと考えました。サッカーが大好きなので、好きなことを仕事にしてサッカー選手として収入を得られたら理想ですが、現実的ではありません。自分の好きなサッカーや家族・友人との時間と、仕事のやりがい。その両方を大切にできる仕事はなんだろうと自分なりに考えました。その結果、行き着いた選択肢が公務員でした。公務員を志望しようと決めた当初は、東京周辺の自治体を中心に見ていました。そのときたまたま目にしたのが北海道庁。東京で説明会を開催することを知り、参加してみることにしました。北海道は食や観光など強くて面白そうな分野があって、広いフィールドで地域社会に貢献できることを知り、興味を持ちました。縁もゆかりもない北海道か、東京か。最後まで迷ったのですが、最終的に北海道庁に決めました。どの場所で働くかは、私にとってそれほど問題ではありませんでした。それよりも、面白そうなことをしてみたいという気持ちが強かったです。

#2 Change 自分自身の変化

北海道で、
初めての一人暮らし。
初めての社会人。

北海道で、初めての一人暮らしがスタート。最初は家事や生活ひとつとっても苦労の連続でした。しかし周りには北海道外の人や同期もたくさんいて、少しずつ馴染むことができました。紹介してもらった地域と職員のサッカーチームに入り、だんだんと生活を楽しめるようになっていきました。北海道では、多くの人にサッカーが親しまれていることが、とても素敵な文化だと思いました。社会人生活も、初めてづくしで苦労することもありました。入庁して最初に配属されたのは、水産林務部漁業管理課。漁業の取り締まりを担当するグループで、漁業取締船の維持運営や本庁と取締船をつなぐ業務に携わりました。大学は法律を専攻していましたが、もちろん漁業に関する法律の知識はありません。北海道の土地勘も、水産業の経験もありませんでしたので、最初は戸惑いの連続でした。しかし、周りの方々に支えられ業務を覚えていくにつれ、取締船の乗組員の力になりたい、そのまた先の北海道の水産に携わる人や地域へ貢献したいという思いが強くなっていきました。どうすれば、みんながもっと働きやすくなるのか。そのために自分には何ができるのか。戸惑いながらも、目の前の人たちをはじめとした地域のために、取り組んだ社会人一年目、そして、水産林務部での三年間でした。

#3 Turning Point 自分のターニングポイント

地域の人たちと、
ともにつくり上げる仕事こそが
きっと、本当の地域発展に繋がる。

自分自身の成長を大きく感じたのは、根室振興局地域政策課での仕事です。私のミッションは地域の活性化のための方針の進捗管理や、交付金を活用した地域づくりの支援。その中で、北海道の交付金を地域の方にどう効果的に支援できるかを考え、地域づくりを行う方々をサポートしていく仕事を担当しました。例えば、子ども達に地元を理解してもらおうと、漁業や公共交通機関等の職種の職業体験をやりたいという地域の提案に対して、道庁もその実現に向けて協力させていただく。それがかたちになる喜びも感じましたし、地域を良くしたいと思っている皆さんに、道庁が必要とされていることを実感できて、本当にうれしかったですね。もっとよい地域にするにはどうすればいいのか。もっと面白いことをやるにはどうしたらいいのか。それを、本気で考えている人たちとつくり上げていける。
どこで働くのか、何をして働くのかではなく、誰と働くのか。その「誰か」は道庁の人や全く別の業種の方々でもあり得るんじゃないかと思っています。仕事を通じて、地域発展に関わる私にとっての本当のやりがいを知ることができました。

#4 Message メッセージ

自分で選んだ道を
自分自身で、
正解に導いていく。

東京よりも簡単に、自分の好きなこと、やりたいことを、たくさん実現できる。それが、北海道での暮らしで、いちばん気に入っているところです。例えば、サッカーをするにしても、東京ならコートを借りるのに多くの時間とお金を費やさなければなりません。でも北海道なら、気軽に環境のいい場所を使うことができます。食で言えば、わざわざ探すことなく、ふらっと近くのお店に行っても、美味しいものを食べられます。東京で就職するかを悩んでいた頃からは想像できないくらい生活は充実していて、北海道で働く選択をして良かったなとも思えています。就職活動ではいろいろ考えたり、悩んだりすることも多いと思います。でも、自分が本当に好きなこと、やりたいことが何なのかを第一に考えて、進んで欲しいですね。第一志望に行けたから勝ち組。都会じゃなかったら負け組。きっと、そんなことではないと思うんです。選択肢に、正解は存在しない。大切なのは、選んだ道を自分自身で正解にしていくことなんだと思います。
皆さんが選んだ、自分のやりたいこと。面白いと思うこと。その先に北海道という地域や道庁という職業と関係することがあれば、是非一緒に面白いことをやっていきましょう。